- 趣味をたくさん楽しみながらシンプルな生活に憧れている
- 多趣味でモノが多くなり生きづらさを感じてる
- 趣味を生活の中に取り入れたい
そんな思いを抱えている方にとって、「シンプルな生活」と「趣味」はどちらかを捨てなければいけないと感じているかもしれません。
しかし、実は「多趣味×ミニマリズム」というライフスタイルは十分に両立可能であり、むしろ高め合う関係です。
矛盾しているように感じるかもしれませんが
- ミニマリズムを実践することで身軽になり、趣味を楽しむことに集中できる
- 趣味を楽しむことで心に余裕が生まれ、日常をより豊かに過ごすことができる
この好循環を作ることで日常の満足感が上がります。
本記事では多趣味を楽しみながらシンプルな日常を送るための具体的なテクニックや工夫について解説します。
日常を趣味でカスタムして毎日を濃い日にするためのヒントが見つかるはずです。
記事内には関連するリンクも設けているので、必要に応じて詳細な情報を確認しながら進めていけます。
ミニマリズムと多趣味は両立できる
ミニマリストは必要最小限なモノを「厳選すること」でシンプルに暮らす人です。
これにより物理的なスペースだけでなく、選択するしんどさを軽くして精神的な余裕や時間も確保できます。
この余裕が生まれることで趣味に集中する時間を増やし、逆に趣味をより深く楽しむことができるのです。
ミニマリズムって何?へのひとつの答え
ミニマリズムは、ただモノを減らすことではなく自分にとって価値のあるものだけを残し、それ以外を手放すことでより充実した日常を送るためのライフスタイルです。
ポイントは自分にとっての「生きやすさ」を求めて余計なものを減らすことで心身ともに余裕を作ることにあります。
- 生きやすさを求めて必要最低限のモノを「厳選すること」で暮らす。
- 大切なことのために「減らすこと」をスキルとして身につけていく。
- 「減らすこと」「厳選すること」で日常を自分軸でデザインする。
ミニマリズムを日常に取り入れることで、シンプルで充実したライフスタイルを作ることができます。
自問自答して大切なものを見極める
- 何をしているときに幸せを感じるか?
- どんなモノや体験が自分にとって本当に価値があるのか?
- 余計なことに時間を使っていないか?
こうした問い自分に聞くことで、何を優先すべきかを明確にすることから始めましょう。
多趣味でも「厳選すること」「減らすこと」を意識すれば、自分にとって価値あることに集中できます。
自分にとっての「快適な日常」を考える
自分にとって快適な日常を考えることがミニマリズムの第一歩です。
ただ物を減らすだけでなく「どういう生活スタイルが自分にとって理想か」を具体的に描くことが大切です。
- 日常でどんな趣味をとりいれたいのか?
- 毎朝ゆっくりとした時間を持つことが大切なのか?
- 仕事とプライベートの時間をきちんと分けたいのか?
これらを明確にし、そのためにどのように多趣味を楽しみながらミニマリズムを取り入れるか考えてみましょう。
趣味との付き合い方は優先度を考えることが大事
多趣味であってもミニマリズムを実践することは可能です。むしろミニマリズムを取り入れることで、趣味そのものの質を高めることができます。
しかし、すべての趣味に平等に時間やお金を使うのは難しい。
そこで大事になってくるのが趣味に優先順位をつけることです。
- 趣味の優先度を考える
- 大切な趣味から優先する
優先順位の決め方
まず、あなたが何に最も興味を持っているのか?
そしてどの趣味が最も充実感を与えてくれるかを考えましょう。
自分にとって大切な趣味を見極めて他の趣味とのバランスを取ることが、時間とモノを適切に管理するカギです。
- 優先度:高 -> 毎日少しでも触れていたい趣味(例:ガーデニング、筋トレなど)
- 優先度:中 -> 週末に楽しむ趣味(例:釣り、キャンプなど)
- 優先度:低 -> たまに楽しむ趣味(例:コーヒー豆を挽くところから楽しむ)
優先順位を見直すタイミング
趣味の優先順位は固定である必要はありません。
ライフスタイルや興味に変化はつきものなので、定期的に見直していけばいいです。
例えば、忙しくてキャンプに行く時間が取れなくなったらキャンプ道具を調理器具だけに厳選して、車中泊キャンプやベランダでキャンプ気分だけ味わうのも一つの方法です。
趣味ではあえて手間も楽しむ余裕を持とう
趣味はあえて「手間がかかること」や「効率的でないこと」も取り入れると楽しむポイントが増えます。
趣味の時間は日常を豊かにしてくれるモノなので非効率さも楽しむ要素となります。ゆっくりとした時間を楽しみたいときはあえていつも以上に手間をかけて趣味の時間を楽しむと充実感が増します。
例えばインスタントコーヒーだけじゃなく豆を挽くところから楽しむこと。いつも以上に手間をかけた特別な1杯になります。
どのレベル感で楽しむか?生活していく中で調整することで、手間がかかることも苦にならず楽しむことができます。
モノを厳選し、付き合い方を考える
- いつも使いたいアイテムは経年変化を楽しめるアイテムを選ぶ
- 多機能なアイテムを選ぶ
- 新しいアイテムを買ったら古いものを手放す
ミニマリズムにおいてモノとの関係性を見直すことは重要です。
趣味の道具や日常のアイテムを減らすことだけでなく、付き合い方を工夫することがポイントです。
経年変化を楽しむ
経年変化を楽しめるアイテムが持つ味わいや使い込んでいく過程を楽しむことでモノと自分の関係がより深くなり、単なる消費で終わらない「相棒」のような存在になります。
- 経年変化を楽しめるアイテムとは:
- 長く使い込むたびに味わいが増し愛着が湧きます。例えばジーンズやブーツなどのデニム製品や革製品。使用者の生活スタイルの影響を受けて唯一無二のアイテムへと経年変化する過程を楽しめます。
多機能アイテムで趣味を楽しむ
多機能アイテムならモノの数を減らしつつ趣味を楽しむことができます。
- 多機能アイテムを活用する:
- 一つのアイテムで複数の用途を持つものを選ぶことで、持ち物を減らしながらも趣味を楽しむことができます。例えば、アウトドアなら「マルチツール」を使えば、ナイフや缶切り、ハサミなどが一つにまとまります。
購入ルールを決める
何か新しいモノを購入する前に「本当に今これが必要か?」と問う癖をつけましょう。
つい衝動買いしてしまったり、同じようなものばかり買ってしまったりして後から後悔しないためにも買い物に対する明確な基準を設けることが大切です。
欲しいと思ったら
- 1週間考えるルール
- 代替品がないか検討する
自分のルールに沿って決めることで衝動買いや後悔が減って、必要なモノを選ぶことが習慣になります。
手放す作業を楽しむ
定期的に持ち物を見直し「使わないモノ」「必要ないモノ」を手放しましょう。
手放すことで空間がクリアになり、心にも余裕が生まれます。
1年以上使っていないようなものは手放す対象にして手放す爽快感を味わいましょう。
定期的に持ち物を見直すことで必要なモノを意識する習慣になります。
快適な趣味と日常を目指すなら、スキルは磨いておいた方がいい
ミニマリズムは単にモノを減らすだけでなく、日常生活を効率的にして心地よく過ごすためのスキルも必要です。スキルを磨くことで余計なものに時間やエネルギーを浪費せずに趣味や大切なことに集中できます。
時間を管理するスキル
- 朝の時間を有効に使うために朝活を取り入れる
- 好きなことをするためにスキマ時間を活用する
1日24時間は変わらないので、どんな使い方をするのか?が重要になってきます。
10分早く起きることで朝のバタバタした状態に余裕が生まれゆっくりコーヒーも飲むこともできますし、スキマ時間に好きなことをする時間がとれれば日常の充実感に繋がってきます。
時間を大切に考えることで時間は作れます。
関連記事→忙しい日々でも時間は作れる!やりくりで「充実時間」を手に入れる管理術
お金のやりくりスキル
- 収入と支出をしっかりと把握してムダを省く
- 節約は目的を持っておこなう
日常や趣味を楽しむために、固定費をできるだけ抑えれば趣味に使えるお金も確保できます。
なぜムダなのか?なぜ節約が必要なのか?
目的意識を持つことで合理的にお金のやりくりが出来るようになります。
関連記事→多趣味ミニマリスト流お金のやりくり|おこづかいを増やすためのステップガイド
デジタル化を取り入れるスキル
趣味を続けながらモノを減らすためにデジタルツールを活用しましょう。
デジタル化を取り入れることでモノを一気に減らすことができ物理的なスペースを取らずに楽しめます。
- 音楽鑑賞:
- CDやレコードを買う代わりにSpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスを利用して、スマホやタブレットから好きな楽曲を楽しむことができます。
- 読書:
- 紙の本をたくさん所有する代わりにKindleなどの電子書籍リーダーを使えば、何百冊の本を一台にまとめられます。
ただし、デジタルでも必要以上に増やさず快適に楽しめる範囲を意識しましょう。
モノを増やさずシンプルに管理する
多趣味でありながらもミニマリズムを追求するためには、モノを増やさない収納方法が不可欠です。 趣味ごとに道具を適切に収納して常に整理された状態を保つことで、シンプルで快適な空間を維持できます。
- 取り出しやすさ
- 趣味ごとに住所を決める
- 趣味ごとのモノの上限を決める
趣味のものはどこにどのくらいあるというのを把握できるように、より合理的に収納することです。
例えば
- よく使うものから手前に収納
- 決めた場所に収納
- 収納は1趣味1コンテナに入る分だけ
定期的に趣味の持ち物を見直してシンプルをキープする
持ち物を定期的に見直すことで不要な道具を減らして部屋をすっきりさせることができます。1年以上使っていないアイテムや、興味が薄れてきた趣味の道具は整理の対象にしましょう。
これにより、常に最適な環境で趣味を楽しむことができスペースも有効に活用できます。
まとめ:日常を快適にカスタムしよう
「ミニマリスト×多趣味」は十分に可能であり、むしろ高め合う関係です。
多趣味でミニマリストなライフスタイルは、モノを減らすことだけに焦点を当てるのではなく、自分にとって大切なことを見極めて集中することです。
やりたいことを存分に楽しむためには余計なことに気を取られない「余裕」を作り出すことが重要です。
- 余裕が生まれれば自分にも他人にも優しくできる。
- 体も心も軽くなり、新しいことに挑戦しやすくなる。
- 最初は小さく始めて段階的に取り組むことで無理なくミニマリズムを実践できます。
関連記事→多趣味ミニマリスト流ちいさくはじめる習慣化のコツ|多忙でも今日からできる実践方法
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